今年の梅雨は駆け足で過ぎ去り、体温以上の猛暑で熱中症の心配となかなか外せないマスクと何とも暑い夏と戦っております。みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?会長を拝命しまして、5年目を迎えました。なかなかコロナの終息が見えず、今年もwith コロナで十分配慮しながらハイブリットあるいは対面で研修会を開催し、顔の見える関係の構築を図りたいと考えております。総会資料にも基本方針をお示ししていますが、ここで再度三点お願いしたいことがあります。
まず、会員各自が自らの資質向上のため、内容のある魅力的な研修会を開催してまいります。是非ご参加をお願いいたします。それが会員を増やす原動力になると思います。Web研修にもずいぶん慣れてこられたと思います。できれば100名を超える研修会が開催できればと願っております。
二点目として重点目標にも挙げておりますが、栄養ケア・ステーション事業を推進してまいります。日本栄養士会においても重要な課題として挙げられているのが栄養ケア・ステーション事業の推進です。今回、説明会を開催し、意見交換を行い、地域活動事業部の活動とほぼ同じ内容となっており、組織の再編も進めています。超高齢化社会を迎え、私たち管理栄養士・栄養士が具体的な活動内容に落とし込んで、地域から必要とされる組織づくりを目指して参ります。
三点目として災害への対応です。JDA-DATリーダーそしてJDA-DAT岡山スタッフが中心となりますが、スタッフ養成研修・スキルアップ研修の企画・運営、マニュアルの更新、研修会の企画、アクションカードの整備など様々な対応が必要となります。災害が発生した場合には、リーダーやスタッフだけでは到底対応ができない状態になります。会員の協力なくしては対応できませんので何卒ご協力のほどお願いいたします。災害に対して何らかの研修を受けていただいていると戸惑いも少ないのではないかと思います。
最後に退会される会員のデータを日本栄養士会でデータを分析されていましたが、60歳代前半の方々の退会が多くなっています。長年培われてこられたスキルを栄養ケア・ステーション事業に活かして頂きたいと存じます。どうぞ今年度もよろしくお願いいたします。
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