“ままかり”の呼び名の由来は、

あまりのおいしさに“まま”(ご飯)が足らなくなり、隣から“まま”を借りてきたところから呼ばれるようになったと言われています。

 夏から秋にかけて脂がのり一番おいしい時期です。

素焼きにして酢じょうゆや、しょうが醤油に浸して食べたり、南蛮漬にしても美味です。

             一人分の栄養成分

エネルギー 620kcal
     たんぱく質        20g
     脂    質        10g
     糖    質       100g
     食    塩       4.5g
   材料 〈4人分〉

作り方

ままかり20尾
 塩     少々
 酢    約1カップ

 わさび   少々

〈すし飯〉
 米    3カップ
 水    31/3カップ
 だし昆布 10p角1枚

合わせ酢
 酢  大さじ4
 塩  大さじ1/2
 砂糖 大さじ4

@ままかり を洗ってうろこと頭・内臓を除き、塩を軽くふり  30分程置く。塩がまわったら、ひたひたの酢に浸す。(好  みで30分から数時間)
A 腹開きにして骨を取り除く。良く酢でしめておくと手開き  することができる。
B すし飯を準備する。水加減は少なめにする。水と昆布を入れ  て30分浸漬してから火にかけ、昆布は沸騰直前に取り出す。
C 炊きあがったら10分程蒸らし、ごはんが熱いうちに合わせ   酢をかけ、切るように混ぜる。
D すし飯が冷めたら、にぎりずしのように軽く握って、酢でし  めた ままかり をのせる。好みでわさびをごはんに塗る。

薄切りしょうがの酢漬けも、ままかりとよく合います。ままかりと一緒に漬けこんでわさびの代わりに添えてお試し下さい。

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ままかりは足が早いので、鮮度の良いものを用意し、十分酢でしめて下さい。

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